高校三年生の洞口留伊(ほらぐちるい)さんが話題となっています。
ワールドラグビーの表彰式に登壇した
洞口留伊さんが『キャラクター賞』を受賞されています。
ラグビーという競技の魅力を世界に発信したとして表彰されました!!
WRアワードでランドローバー社協賛キャラクター賞を「釜石市」が受賞。東日本大震災からの復興を通じてラグビーの価値を広めたことが評価。鵜住居復興スタジアムのこけら落としでスピーチした釜石高3年の洞口留伊さんは「この賞が終わりではなく、もう一回、スタートにしたい」 #rugbyjp #WRC2019 pic.twitter.com/Vhu0Q7s3Z5
— チームラグビー Team Rugby (@TeamRugbyJP) November 3, 2019
洞口留伊さんについてリサーチしてみました。
洞口留伊とは?
岩手県釜石市出身の洞口留伊さん。
現在は地元、釜石高校の高校三年生です。
釜石市は2011年に東日本大震災で被災した市です。
洞口留伊さんは当時小学校三年生で、算数の授業中でした。
防寒具を着て校舎の5階に避難しますが、近くで土砂崩れが…
さらに高いところへと避難するため振り返れば津波が!という状況で必死に逃げたのだそう。
たまたま通りかかったトラックに乗り高台へ避難することができました。
当時通っていた小学校の鵜住居小学校と隣接する釜石東中学校の全生徒役570人は無事避難することができた。
このことは「釜石の奇跡」と呼ばれています。
現在、鵜住居小学校と釜石東中学校は取り壊され跡地には
『釜石鵜住居復興スタジアム』が建設されています。
釜石市といえばラグビーの町で釜石シーウェイブスというチームがあります。
このチームの前身は新日鉄釜石ラグビー部という強豪実業団でした。
日本選手権で8回、全国社会人大会と国体で9回づつ優勝経験があり一時代を築いたチームなのです。
ラグビーの町で育った洞口留伊さんもまたラグビーファンで、
2015年のラグビーワールドカップイングランド大会を現地で観戦しています。
日本VS南アフリカ戦で日本が歴史的勝利を掴んだ現場にいた1人だったのです。
2018年には『釜石鵜住居復興スタジアム』が完成し、キックオフ宣言をした洞口留伊さん。
2019年のラグビーワールドカップ日本大会の試合会場になったことは、
さぞ嬉しかったことでしょう。
洞口留伊の今後は?
08.19
「キックオフ宣言」に関わってくださった方々本当にありがとうございました!
一生の思い出になりました☺︎
選手、スタッフの皆さんもお疲れ様でした!
2019年ラグビーワールドカップ絶対成功させましょう! pic.twitter.com/rZoKTk3QXk— 洞口 留伊 (@ruuui_official) August 19, 2018
洞口留伊さんはイングランドへ渡航した際に、
キャビンアテンダントという職業に憧れを抱きました。
しかし、釜石鵜住居復興スタジアムキックオフ宣言をした後からはアナウンサーになりたいと日々英語の勉強をされています。