囲碁の日本棋院が衝撃の発表をしました。
仲邑 菫(なかむら すみれ)さんをプロ棋士として採用したのです。
英才特別推薦棋士としては第一号です。
世界で活躍を期待される棋士として育てられることになるでしょう。
なんとなんとこの方は、2019年1月現在の年齢が9歳です・・・。
え!?
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実は以前の最年少プロ棋士の年齢が11歳6ヶ月で藤沢里菜名人が記録していました。
プロ棋士入りは10歳の誕生日ということで、1歳6カ月の更新になります。
さて私がまず気になったのがご両親についてです。
父親や母親はどんな職業でどんな経歴の持ち主なのでしょうか??
リサーチして見ました。
【仲邑菫】の父親について
仲邑菫の父親の名前は、仲邑信也(しんや)さんです。
生年月日:1973年4月10日
年齢:45歳
出身:大阪府
実は信也さんは・・・
プロ棋士でした!!
日本棋院関西総本部に所属する方で棋士段位は9段。
仲邑信也の経歴
▼ 第21期新人王戦準優勝
▼ 第13期NEC俊英トーナメント優勝
▼ 第48期王座戦本戦入り
▼ 第54期王座戦本戦入り
▼ 第20回世界選手権富士通杯日本代表
【仲邑菫】の母親について
元囲碁インストラクターの仲邑幸(みゆき)さん。
年齢は現在38歳だそうです。
幸(みゆき)さんが囲碁を教えたそうですが、今では菫(すみれ)さんに太刀打ちできないほど力の差があるそうです。
ちなみに妹さんの石井茜さんはプロ棋士。
石井茜 プロフィール
生年月日:1982年8月2日
年齢:36歳
出身:埼玉県
すでに結婚されていてお子さんもおります。
棋士段位は3段です。
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【仲邑菫】がプロ棋士になるまで
日本棋院は5日、小学4年生の仲邑菫さん(9歳)を新設制度の「英才特別採用」でプロ棋士にすると発表しました。4月1日付のプロ入りで、10歳0カ月での入段となり、史上最年少です。これまでの記録は藤沢里菜女流本因坊の11歳6カ月です。#囲碁 #史上最年少 pic.twitter.com/s4bKsnHe2X
— 毎日新聞・囲碁 本因坊戦リーグ 1/7第4ラウンド開始 (@mainichi_igo) 2019年1月5日
2007年5月結婚に信也(しんや)さんと幸(みゆき)さんは結婚。
菫(すみれ)さんは3歳で囲碁を始めます。
両親とも囲碁に携わっていますので当たり前っていえば当たり前なのかもしれません。
7歳の時に家族3人で韓国へ渡ります。
なぜ韓国??って知らない人も多いかもしれませんが、
韓国では囲碁が盛んで、囲碁の世界ランキングでも韓国人か中国人かですね。
世界囲碁選手権でも韓国は優勝常連国です。
そんな囲碁最強とも言われる韓国の、ハンジョンジン囲碁道場という場所で修行。
囲碁が上達するのはもちろん、菫(すみれ)さんは韓国語も上達。
ご両親の通訳までしてしまうんだそう。
日本での義務教育もあってか韓国と日本を行き来する生活が続き、2018年小学生低学年の部で王者になっています。
なんでも韓国での囲碁環境は整っていて学校で朝の挨拶を済ませるとすぐに道場に向かい夕方まで囲碁漬けなんです。
そして2019年に韓国棋院のプロ候補生に選ばれた菫(すみれ)さん。
世界王者となる逸材として韓国でも高い評価を得ているのです。
でもやはりまだ9歳。
負けると大泣きようです(笑)
かなり負けず嫌いだということなのでこれからの成長が期待できますね。
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