漫才師の内海桂子さん(本名:安藤良子)が
多臓器不全のため2020年8月22日にこの世を去りました。
97歳でした。
内海桂子さんは家族のために10歳から働きはじめ、16歳で漫才の舞台に立ちます。
1950年頃から音曲漫才コンビ『内海桂子・好江』として活動。
芸歴はなんと81年…
漫才界では多くの功績を残されています。
受賞歴
また最近では、弟子のお笑いコンビ『ナイツ』とバラエティ番組に出演するなど元気な姿を見せており、
2010年8月に開始したTwitterは50万人近いフォロワーがいる人気っぷりです!
じわじわとコロナ騒動のしわ寄せがきて今や殆どのお店が閉まっている。近所の小さい店は閉めろと言われても日常の生活費が入らなくなるとかたくなに商売を続けていたが一つ抜け二つ抜けとなっている。本当にどうやって暮らしを立てていくのだろう。まだまだ色んな手当てに届かない小さな店が沢山ある。
— 内海桂子 (@utumikeiko) April 14, 2020
内海桂子さんの最後のtweetを貼っておきます。
今回は内海桂子さんの現・夫について調べてみました。
内海桂子さん プロフィール
本名:安藤良子(あんどうよしこ)
生年月日:1922年9月12日
出身:東京都台東区浅草(生まれは千葉県銚子市)
血液型:A型
所属:マセキ芸能社
内海桂子さんの夫とは?
訃報の報道では「夫らに見送られ旅立ち」という見出しを目にしますが、
夫はどんな方なのか??
実はマネージャーを務め、2人で徹子の部屋にも出演したことのある成田常也(なりたつねや)さんが夫です。
【悲報】内海桂子師匠の夫、青い顔で「大変な事をした」 https://t.co/6LNJuTisSs pic.twitter.com/LTOYNzDR19
— まとペディア (@matopede) April 8, 2018
成田常也さんは新潟県出身で現在は73歳です。
2人が結婚したのは1999年で結婚式を挙げた場所は出雲大社でした。
当時、内海桂子さんが77歳の時で成田常也さんは53歳した。
夫の成田常也さんは24歳年下なのです。
この結婚はTVで取り上げられ、
内海桂子さん「棺桶担ぎ」「墓守を雇った」と発言したことが大きな話題となりました。
2人の出会いは、内海桂子が67歳の時でした。
アメリカで航空会社の営業担当をしていた成田常也さん。
当時務めていた会社では年に1、2度日本から落語家を招待して日航寄席を開催していたようです。
成田常也さんは8才の頃から内海桂子・好江の漫才をラジオで聴いており、是非招待したいと考えたそうです。
これがきっかけとなり、成田常也さんは内海桂子さんの元を訪れ直接ロサンゼルス公演の仕事の依頼をするのですが…
直接、着物姿の内海桂子さんを目の当たりにした成田常也さんは一目惚れしてしまうのです。
アメリカに戻った成田常也さんはそれからもうアプローチをするのですが、
1年半で送ったラブレターは300通です。
300通目はプロポーズ「僕と結婚してください」でした。
これに対する内海桂子さんの返信は「日本で職についてください」
その半年後、成田常也さん日本に戻り日本で会社員として働き始めるのでした。
2人が同棲を始めたのは1990年
3年間は日本の企業で働き、その後は内海桂子さんの専属マネージャーとして勤務します。
しかし、結婚するまでに9年かかりました。
実は内海桂子さんには長男と長女がいます。
※1946年に生活していた男性と婚姻届を本籍地に郵便で送り届けたのだが、
戦後の混乱の中だったため届くことがなく受理されなかったため事実婚となっていた。
長男は1941年に誕生しており成田常也さんより年上、長女は同い年でした。
自分よりも年上の父親は嫌だと思うのは当然のことではないでしょうか?
長男は反対していたようです。
しかし長男は、その後ガンを患います。
亡くなる前に成田常也さんに一言「母を頼みます」と言い残したそうです。
これがきっかけで2人は結婚することとなったのでした。