世界選手権陸上でまた快挙です!
男子20km競歩で山西利和選手が金メダルを獲得しました。
これで東京五輪2020への出場権を獲得です。
【山西、男子20キロ競歩で金】
陸上の世界選手権第8日、男子20キロ競歩で、山西利和(愛知製鋼)が金メダルを獲得。この種目で日本選手の表彰台は初めて。山西は日本陸連が定めた選考基準を満たし、来年の東京五輪代表に決まりました。
記事はこちら⇒https://t.co/D1PIY9EOqT pic.twitter.com/Wtcd32PXbw
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 4, 2019
世界選手権、オリンピックを通じて初めて日本に金メダルをもたらした
山西利和選手とは一体どんな人物なのでしょうか?
山西利和選手 プロフィール
※山西利和選手は、左側(ゼッケン9番)
山西利和選手 PROFILE
生年月日:1996年2月15日
出身:京都府長岡京市
身長:164cm
体重:54kg
20km自己ベスト:1時間17分15秒(2019年3月-全日本競歩能美にて)
10km自己ベスト:39分
所属:愛知製鋼
京都府長岡京市生まれですが、幼稚園年中〜小学校2年生まで東京都港区、
小学生3年生から静岡県で両親と弟と生活していました。
父親の仕事の関係で引越しを繰り返していました。
山西利和選手が幼少期から運動神経が良かったか?
というとそうではありません。
むしろ苦手だったんだそうです。
小学生の頃は水泳教室に通い、社宅の庭で近所の友人と野球をするごく普通の小学生でした。
当時のマラソン大会の成績は1学年100人でしたから数えたほうが早い順位だったことも明かしています。
しかし、転機が訪れます。
小学生時代に配られた1枚のカード。
何周走ったら何歩進めるというすごろくのようなゲーム感覚のカードが生徒ひとりひとりに配られたのです。
これが面白くて毎日授業が始まる前に毎日毎日走りました。
その結果小学6年生の時には学年で15位になるまでに成長。
いつしかマラソンが好きになっていました。
粘り強い走りができるのは子供の頃の経験があったからでしょう。
中学生になってようやく戻ってきた地元長岡京市。
実は陸上競技が盛んなのです。
もちろん中学生になったら陸上部に所属します。
ここで出会ったのが競歩という競技。
高校3年生では世界ユース選手権10000mで金メダルを獲得しました。
山西利和選手の動画&戦績は?
2019年
競歩GPラコルーニャ20kmW-優勝
中部実業団対抗10000mW-優勝
全日本競歩能美大会20KW-優勝
日本選手権20KW-3位2018
全日本実業団選手権10000mW-4位
アジア大会20kmW-2位
世界競歩チーム選手権20kmW-4位
日本選手権20kmW-2位
山西利和選手の学歴もすごい!
京都にある公立中学の長岡第三中学校を卒業後、
進学した高校が堀川高校です。
京都にあるこの高校は京都府内でも1、2位を争う公立高校なのです。
偏差値は驚異の65-72
その後、進学した大学が日本屈指の名門大学の京都大学です。
京都大学の工学部物理工学科に現役合格した天才なのです。
ちなみに工学部物理工学科の偏差値は65。(2019年情報)
東京大学の工学科と肩を並べる偏差値を誇っています。
小学生の頃には自ら進んで勉強をしています。
小学5年生の時には中学生の勉強をしており親に進学塾に通いたいと志願しています。
意外な特技は「折り紙」。
山西利和選手が作る何枚もの折り紙を組み合わせて作る2羽の鶴は美しいのだそうです。