独特なフォーム「忍者走り」で世界に挑む!
マラソン五輪金メダリスト高橋尚子さんも絶賛のルーキー安藤友香(あんどうゆか)選手。
「忍者走り」はなぜ生まれた?
初マラソンだったってほんと?
もともとは何の選手なの?
女子マラソンの選手安藤友香さんについてまとめたいと思います。
Ads By Google
プロフィール
生年月日:1994年3月16日(23歳)
出身:岐阜県海津市
身長:160cm
体重:42kg
所属:スズキ浜松アスリートクラブ
出身校は?いつから陸上をやっていた?
安藤友香さんは
海津市立大江小学校
海津市立日新中学校
豊川高等学校
を卒業しています。
陸上を始めたのは中学校の時です。
ハンドボール部に入部したものの部員が多かったために陸上部に転部したことがきっかけです。
2009年、高校進学は陸上の名門愛知県の豊川高等学校に進学しました。
大学には進学せずにミズノが運営するチームミズノアスレティックに入りましたが、2年ほどで時之栖へ移籍
2014年に現在のスズキ浜松アスリートに移籍しました。
「忍者走り」はなぜ生まれた?
スズキ浜松アスリートの選手二人が同じような独特なフォームで好成績を収めました。
その独特なフォームは
両手を下げたまま腕を振らない
高橋さんの解説によると「上下の動きを少なくしてヒタヒタと走る『忍者走り』のフォーム」
なんだそうです。
この走り方はマラソン向きということです。
高橋尚子さんは「忍者走り」と言いましたが本来「忍者走り」はカニ歩きに近いそうで、おそらく忍者のような走り方「ナンバ走り」ではないかなと思います。
「ナンバ走り」は体を捻らない手足を同じ側から出す走り方です。
江戸時代に長距離を走っていた飛脚の走り方で、古武術研究家の甲野善紀さんの著作により「ナンバ走り」と呼ばれるようになりました。
スポーツの練習法としてよく使われているそうですが、上半身の捻りの減少が運動負荷を低減させるには至らない、という研究発表もあります。
今回の安藤友香さんの走り方は
「腕を動かすことがブレーキになっていた。」
「それを外して効率を上げた。腕振りを矯正したわけではない」
腕振りによるブレーキを外した所、安藤さんと清田さんがたまたま同じようなフォームになってしまったそうです。
「ナンバ走り」を応用し右肩と右足を同時に出すようにしたわけではなく、体幹に合わせて動いているだけなんです。
結果的に腕を振らずに体をあまり捻らない走り方になり、それが「忍者走り」と呼ばれたわけです。
Ads By Google
完成系では腕を使う!
インパクトを残した走り方でしたがまだまだ完成ではないようです。
コーチによると
「最終的にはマラソンの最終局面で足が動かなくなってきたところで腕でもっていくように作りたい」
と、まだまだこれからすごい記録を残すかもしれません。
初マラソンで世界陸上派遣決定って本当?
2017年3月12日に名古屋ウィメンズマラソンに一般参加選手として出場しました。
この時は初めてのフルマラソン!
2時間21分36秒という好タイムで総合2位になりました。
この記録は日本歴代第4位の記録なんです。
世界陸上の派遣設定記録は2時間22分30秒なので、この時点で世界陸上派遣が決定しました。
もともとは何の選手?
フルマラソンはやっていませんでしたが、中距離・長距離の選手として活躍していました。
2016年世界ハーフマラソン選手権大会では日本人最高位の10位でしたが、オリンピックをかけた日本選手権では10000m13位と5000m20位とオリンピック出場には至りませんでした。
手の甲に落書き?
黒いマジックで書かれた文字のようなもの・・・
どうやらコーチから指摘される走り方の注意点を走っている時に見えるように書いていたそうです。
走りながら・・・・見えるものなのですね
まずは世界選手権、目指すは東京オリンピックでしょうか?
灼熱の東京オリンピックでの活躍も期待しています!
Ads By Google
最後まで閲覧ありがとうございます