元騎手の郷原洋行さんが天国へ旅立たれれました。
76歳でした。
心より御冥福をお祈りいたします。
郷原洋行さんとは一体どんな人物だったのでしょうか??
郷原洋行 プロフィール
【元JRA騎手 郷原洋行氏が死去】https://t.co/ToZUkAnfKg
G1級10勝を挙げるなど昭和から平成初期の競馬シーンを飾った元JRA騎手の郷原洋行(ごうはら・ひろゆき)氏が1月31日に病気のため亡くなったことが8日、分かった。76歳。鹿児島県出身。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 8, 2020
郷原洋行 PROFILE
出身:鹿児島県鹿屋市
郷原洋行は競馬の殿堂入りした名騎手であり調教師
郷原洋行さんは幼い頃から農耕馬と慣れ親しんでおり、
また東京に上京したいと思っていたこともあって騎手を志します。
1962年に騎手免許を取得し、1993年までの間に11906回の騎乗をしております。
通算勝利数は1515勝で内、重賞優勝が83でG1が10勝となっています。
郷原洋行さんが騎乗した馬で有名な馬といえば、
やはり名馬のニッポーテイオーでしょう。
ニッポーテイオーは、天皇賞・秋(1987)・マイルチャンピオンシップ(1987)・年安田記念(1988)でG1を3勝しています。
1987年にJRA賞最優秀スプリンターおよびJRA賞最優秀5歳以上牡馬を受賞しており記憶に残っている方も多いことでしょう。
残念ながら2016年8月にニッポーテイオー(33歳)はこの世を去っていました。
郷原洋行さんが騎乗しG1優勝した名馬をご紹介いたしましょう。
・リユウズキ(1967年皐月賞)
・イチフジイサミ(1975年天皇賞・春)
・プレストウコウ(菊花賞)
・カシュウチカラ(1979年天皇賞・春)
・スリージャイアンツ(1979年天皇賞・秋)
・オペックホース (1980年日本ダービー)
・ウィナーズサークル(1989年日本ダービー)
皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三冠を獲得しており、
騎手の夢でもある日本ダービーでは2度も優勝している名騎手の郷原洋行さんは、
現役時代は、馬を力強く追うことから「剛腕、郷原」と呼ばれていました。
【PHOTO】レジェンドジョッキーズカップ
騎手部門で顕彰者として選出されて、同レースを制した河内洋調教師に、郷原洋行、岡部幸雄、柴田政人氏、松岡正海騎手http://t.co/BwW0tq4Czr #競馬 pic.twitter.com/4wq3PeTuec
— 競馬ラボ (@keibalab) October 14, 2014
引退後は調教師として活躍し、
2000年と2001年の障害競走である中山グランドジャンプ・JG1を2連覇したゴーカイ(2019年4月26歳で没)を育てています。
211年に調教師を引退し、その後功績を認めらて2014年に競馬の殿堂入りを果たしていました。
長男の郷原洋司さんもまた元騎手(7265戦281勝・重賞2勝)で、
現在は土田稔厩舎所属JRAの調教助手として活躍されていました。