こんばんは。
PZRです!
悲しいニュースが話題になっていました。
フリーダイビングで、
世界記録保持者の木下紗佑里さんが亡くなられたことが明らかになりました。
亡くなられた日は、
2019年7月15日「海の日」で享年30歳でした…。
木下紗佑里の世界記録樹立したCNFとは?
身体一つ、一呼吸でどれだけの距離を泳げるのか(水平方向)、深い距離を潜れるのか、閉息時間を競うなど種類が様々ある競技です。
木下紗佑里さんが世界記録を樹立した競技は、
CNF(コンスタントノーフィン)でした。
CNFについて専門サイトで調べてみました。
推進力のあるフィンを使わずに自身の泳力だけで深度を競う。
潜降・浮上ともに、推進力のある器材を一切使わないため、原動力となる身体にかかる負担は一番大きく、また高い潜水技術を要し、難易度が高い。
2016年にバハマ国際大会で72mという記録を出し、
アジア人初の世界記録を樹立していました。
前世界記録は70mだったということでした。
木下紗佑里 プロフィール
木下紗佑里 PROFILE
本名:木下紗由里(きのしたさゆり)
生年月日:1988年12月31日
出身:長崎県大村市
身長:155cm
好きな食べ物:納豆
所属:ウォーターメイツスリムクラブ長崎
木下紗佑里の経歴
長崎県大村市で3姉妹の次女として誕生し
0歳から水に慣れ浸しんでいた木下紗佑里さん。
ご両親がスイミングスクールを経営されていたのがきっかけでした。
中学校、高校は水泳競技に明け暮れ、長崎県立諫早商業高等学校時代には県大会で優勝をされていました。
水泳は高校卒業と同時に引退し、
大学は日本女子体育大学へ進学。
大学在学中にスキューバーダイビングに初めて挑戦されていました。
その後、教員免許を取得し埼玉県にあるスイミングスクールへ就職。
2013年2月にフリーダイビングと出会い、
初めて出場したSTA(スタティックアプネア)では日本記録に4秒も迫る記録を叩き出しています。
世界選手権では日本代表として出場し、7位という記録を残されています。
※STA(スタティックアプネア)とは?
脱力した状態で水面にうつ伏せに浮かび、閉息時間の長さを競う。
競技中は酸素を消費することを極力抑えるため、身体の動きは一切ない。
身体的な能力に加え、心理的なコントロールが大きく影響する種目。
2014年10月に拠点を沖縄県読谷村に移し、
フリーダイバー として本格的に活動を開始。
同年12月には、バハマ国際大会に出場し2つの日本記録(CNF-56m/FIM-68m)を樹立し女子準優勝。
2015年5月にはバハマ国際大会で世界歴代4位(CNF-60m)と自身の持つ日本記録を更新(FIM-80m)しアジア人初の優勝を成し遂げました。
※FIM(フリーイマージョン)とは?
一呼吸で、水底へ繋がる潜降ロープをゆっくりと手繰りながら、垂直に潜れる深度を競う。
フィンは使用せず、潜水中に使用するウエイトの量を変えてはならない。
2018年7月に出場した
バーチカルブルー2018ではFIM(フリーイマージョン)で2つ目の97mの世界記録を樹立されています。
この大会では、宿敵アレッシア(イタリア)との世界記録の更新ラッシュがあり、世界中が湧きました!
残念ながら木下紗佑里さんは結果的にそのほかの競技で、記録が伸びず準優勝となってしまいました。
木下紗佑里は結婚している?彼氏は?
結論から言うと結婚はされていませんでした。
また彼氏の存在などについても公式に発表されていません。
元彼情報も一切ありません…
木下紗佑里が事故防止のイベントに
地元・大村市で開催された、
「こどもたちのかけがえのない命を不良の事故から守ろう!」
というイベントにゲスト出演され、素晴らしい自然で悲しい思いをする人が1人でも減りますようにと
講演されていました。
2019年7月4日の講演からわずか1ヶ月足らずで、
不慮の事故によって木下紗佑里さんはお亡くなりになりました。
木下紗佑里 通夜告別式のご案内
7月15日(月・祝) 仮通夜(20時30分以降)
JA虹のホールうるま
〒904-2241 沖縄県うるま市字兼箇段84番地
7月16日(火)仮通夜(7月17日Am10:00頃まで)
JA虹のホールうるま
〒904-2241 沖縄県うるま市字兼箇段84番地
7月17日(水)本通夜
天晴会館 新館 19時00分
〒856-0812 長崎県大村市桜馬場2丁目334-1
7月18日(木)告別式
天晴会館 新館 13時00分
〒856-0812 長崎県大村市桜馬場2丁目334-1