2017年のノーベル文学賞受賞者に日本人らしき名前が!!
ついに念願だった村上春樹氏が選ばれたか!?
と思ってみたら『カズオ・イシグロ』という名前が・・・。
聞いたことない方が多いでしょう。
実は日系イギリス人だというのです。
一体どんな人物なのか??
ノーベル文学賞 受賞理由は?
代表作の「わたしを離さないで」「日の名残り」がきっかけのようです。
この「わたしを離さないで」という小説は映画やドラマ化された作品です。
日本のドラマでは、綾瀬はるかさんや三浦春馬さんが出演したことで話題になりました。
外界から隔絶した寄宿学校ヘールシャムは、他人に臓器を“提供”するために生まれてきた〈特別な存在〉を育てる施設。キャシー、ルース、トミーは、そこで小さい頃から一緒に過ごしてきた。しかしルースとトミーが恋仲になったことから、トミーに想いを寄せていたキャシーは二人のもとを離れ、3人の絆は壊れてしまう。やがて、彼らに逃れようのない過酷な運命が近づく。ルースの“提供”が始まる頃、3人は思わぬ再会を果たすが……。
「日の名残り」では英国最高の文学賞ブッカー賞を受賞しています。
ノーベル文学賞の受賞理由は、以下のように言われています。
「彼の小説は、偉大な感情の力をもって、我々の世界とのつながりの感覚が、不確かなものでしかないという、底知れなさを明らかにした」
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ノーベル賞の賞金は??
賞金は900万スウェーデンクローナということです。
なんと日本円にして約1億2400万円だということです!!
カズオ・イシグロ プロフィール
生年月日:1954年11月8日
年齢:62歳
出身:長崎県長崎市
国籍:イギリス
カズオ・イシグロ 生い立ちは??
長崎県長崎市に誕生したカズオ・イシグロさん。
父親も母親も日本人である。5歳の時に海洋学者であったの父親がイギリスとノルウェーの経済水域の境界線付近に存在する北海油田で調査することになったのをきっかけにイギリスのギルドフォードという街に移住します。中学生の時には北米を旅行したり音楽に興味を持ったこともありデモテープを制作しレコード会社に送ってミュージシャンを目指した時期もあったんだとか。
1978年にケント大学英文学科を卒業し、1980年にはイースト・アングリア大学大学院創作学科を卒業します。
この時期にミュージシャンの夢を捨て文学者にの道に進んだということです。
1982年の国籍を日本からイギリスに移すことを決意します。
圧倒的にイギリス愛の方が強いのですから。
1982年に処女作『遠い山なみの光』を皮切りに様々の作品を輩出しています。
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1982年 英国に在住する長崎女性の回想を描いた処女作『女たちの遠い夏』
1986年 戦前の思想を持ち続けた日本人を描いた第2作『浮世の画家』
1989年 英国貴族邸の執事を描いた第3作『日の名残り』
1995年 第4作『充たされざる者』
2000年 戦前の上海租界を描いた第5作『わたしたちが孤児だったころ』
2005年 『わたしを離さないで』
2015年 『忘れられた巨人』
結婚はしている!?子供は?
1986年にはイギリス人女性のローナ・アン・マクドゥーガルと結婚しています。
しかし子宝には恵まれていないようです。(噂)
妻のローナさんはカズオ・イシグロさんの右腕のような存在でカズオ・イシグロさんは普段は執筆途中の作品を読ませるようなことはないですがローナにだけは折にふれ見せているようです。ダメ出しもされるそうです。
日本の思い出は?
先ほどもお伝えしましたが日本語はほとんど話すことができません。
日本にいた時の思い出話をインタビューで語っていました。
講談社の「小学一年生」をよく読んでいたようで相撲取りが登場する漫画が楽しかったそうです。
5歳と非常に幼い時に渡英していますからあまり記憶なんかないですよね。笑
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