美術家の会田誠氏が、ゲスト講師として京都造形芸術大の公開講座に参加した時のこと。
会田誠氏が性的発言をしたため精神的苦痛を受けたとして、
美術モデルが東京地裁に東京藝術学舎を運営する学校法人瓜生山学園を相手取り、
慰謝料など約333万円の支払いを求めて提訴したそうです。
訴えを起こした女性とは?
会田誠氏らにゲスト講義で自慰写真など見せられ「セクハラ受けた」 美術モデルの女性が提訴 https://t.co/YEOGPKUn3C
— 芸スポ魂 (@pegasus1008seiy) 2019年2月27日
美術モデルは39歳女性で大原直美さんという方でした。
酒に酔ったような状態?
現れたという会田誠氏は、女性が◯イプされている絵や◯慰画像など見せられたんだそう。
大学側に苦情をした際には、
「今後は講座に参加しないでほしい」
と言われ、示談の条件として
・校舎の立ち入り
・学校関係者との接触を禁じる
などを提示され「外部に出したら名誉毀損として法的措置を検討する」と言われていたそう。
また不眠やまぶたの痙攣などで悩まされるようになり、急性ストレス障害と診断されていたとか。
これに対してツイッターの反応を見てみましょう。
会田誠の件びっくり。無理やり見せられたわけでもないのにセクハラという認識になってしまうんだね。彼の作風に好き嫌い、賛否があるのは当然だと思うけど、自らが赴いた抗議でこれをやられたらそのうち何も出来なくなるよ。何を不快か、何をセクハラと思うか、なんて人によって違うんだから。
— ゆーれい👻 (@jmdajpgjtgmt22) 2019年2月27日
自分がお金払ってわざわざ受講する一般向け講座が、どういう内容でどんな講師が担当するのか普通受講前に調べるモンだと思うし、会田誠氏であれば名前ググるだけで「そういうの」が苦手な人は即判断付くものだと思うのだけど。
これだけ分かり易い情報が調べれば沢山あるのに、この訴えはないと思う。 https://t.co/X0kdlpcxZr— Caro-Mariutti (@mariutti57) 2019年2月27日
会田誠さん プロフィール
寝耳に水でした。メディアからの取材はとりあえず断りました。自分のツイッターは編集されないので、ここに何か書きましょうか…。
遠い記憶ですが、その夜のトークは僕の通常運転だったことは確かです。通常運転とは、学者や研究者のやる講義からはほど遠い、実作者としての言葉だったことです。(続く— 会田誠 (@makotoaida) 2019年2月27日
生年月日:1965年10月4日
年齢:53歳
出身:新潟県新潟市
会田誠さんに対する過去の批判
会田誠氏の作品は過激なことでも知られています。
また『取扱注意の作家』とも呼ばれているそうです。
実はこれまでにも何度か作品でトラブルになっていたことがあるのです。
2012年12月に個展【会田誠展: 天才でごめんなさい】に性暴力に反対する市民団体が訪れます。
会田誠氏の作品が◯的虐待を肯定しているようだとし、
著しく女性の尊厳を傷つけていることを指摘。
また有名な美術評論家の女性ももこのように批判されているようです。
「欧米の美術館では決して許されない、女性は弱い立場であってこそエ◯として感じる男性の見方が背景にあるのではないか」
会田誠さんの経歴
父は社会学者で新潟大学教授の会田彰。
経歴は非常に優秀。
高校は地元にがたの進学校の新潟県立新潟南高等学校(偏差値66ー69)卒業。
その後は、代々木ゼミナール造形学校を経て東京芸術大学油画専攻を卒業しています。
大学院へも進学し、1991年に東京芸術大学大学院修了させています。
会田誠さん家族・嫁と子供?
プライベートでは、
現代美術家の岡田裕子さんと2001年に結婚し高校生になる息子がおりました。
岡田裕子さんは1970年生まれで多摩美術大学出身。
ドキュメンタリー風ドラマの『ふたつの女』で、
会田誠さんと共演したことがきっかけで知り合います。
会田誠さん&岡田裕子さん夫妻は現代美術家カップルである。「世の中にアルコールというものがなければ、いまも童貞だったということですな」と話すお二人に、気になるクリエイターカップルの結婚について、聞いてみた。#yasuyukilove #岡村靖幸 #結婚への道 #岡村靖幸結婚への道 #会田誠 #岡田裕子 pic.twitter.com/1BrnHFgyDc
— 岡村靖幸『結婚への道 迷宮編』@11/1発売! (@okamura_kekkon) 2018年10月21日
息子の名前は会田寅次郎さん。
彼もまた両親同様に美術の道へ進んでおりました。
会田寅次郎くんと共にリアルサウンドテック (@realsoundjp )に取材していただきました!小原さんありがとうございます。 @ObaraMitsufumi https://t.co/qQVXQC83zB @arthackday_jp pic.twitter.com/s8fqlbA2XY
— Emi🛰 (@emikusano) 2018年5月7日
さてこの提訴はどちらが勝訴するのか?
今までにあまりない例かと思いますので注目が集まりそうです。