中村龍史|訃報。難病の多発性嚢胞腎(ADPKD)を患っていた。

俳優の中村龍史さんの訃報の報道がありました。

心より御冥福をお祈りいたします。

中村龍史さんは演出家としても活躍されており、

マッスルミュージカルを手がけた人物でもあります。

中村龍史さんについてリサーチしてみました!

 

 

中村龍史 プロフィール

中村龍史 PROFILE

名前:中村龍史(なかむらりょうじ)
生年月日:1951年3月25日
年齢:68歳
出身:東京都
所属:吉本興業

 

中村龍史さんは東京の上野で生まれ育ちました。

洋画「グレートレース」を観て感動。

主演のジャックレモンに憧れて俳優活動を始めたのは中学校2年生の時でした。

高校卒業後に劇団四季演技研究所4期生に。

その後、俳優となり「愛のテクニック」「おさな妻の告白ー衝撃」「ピラニアの群れ」など日活映画に出演されています。

1981年に俳優業を休止しコンサートの構成・演出・振付を一人で手がける演出家になります。

以来、ミュージカルから国体の開会式まで、数々の舞台を創り上げ、代表作は2001〜2007年夏までの『マッスルミュージカル』です。

『マッスルミュージカル』は日本初のオリジナルミュージカルとして、

2度もラスベガス公演を成功させています。

2017年にはTVドラマ「やすらぎの郷」で俳優復帰し、俳優、演出家として活躍されていたのです。

 

 

中村龍史は病気だった!

中村龍史さんは若干25歳のときに難病指定されている

多発性嚢胞腎(ADPKD)と診断されています。

多発性嚢胞腎とは…

両方の腎臓に多くの嚢胞のうほう(球状の袋でなかに液体が溜まっている)ができる病気のことです。遺伝性の腎疾患ではもっとも頻度が高いといわれています。 常染色体優性多発性嚢胞腎に罹患すると、70歳までに約半数の方が末期腎不全に陥るといわれています。さらに高血圧や肝嚢胞、脳動脈瘤を合併します。なかには、腎臓の機能が低下する前に嚢胞の細菌感染や脳動脈瘤の破裂などで亡くなる方もいるので、早期発見・診断が重要といわれています。

遺伝性があるこの難病ですが、父親も親戚も多発性嚢胞腎だったようです。

奥様のアドバイスで検査したことがきっかで多発性嚢胞腎と判明しましたが、

奥様や子供に関する情報はありませんでした。

中村龍史さんは46歳で腹膜透析をはじめ、59歳のときに血液透析に移行されています。

さらにその後も在宅透析をつづけており闘病生活は長く続いていたのです。

 

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